運営チームレターvol.9
 ~その手に自由を!~

◆ご挨拶

いつもDUEL MASTERS PLAY’Sをプレイしてくださっている皆様、こんにちは。
DUEL MASTERS PLAY’S運営チームです。

第9回となる今回の運営チームレターでは、明日第20弾「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨-」の実装に先駆け、主に今弾の新ギミックやアップデート内容をを皆様にお届けいたします。
最後までお付き合いいただけますと幸いです。

◆規格外!?無法者の底力、侮るなかれ!

明日25日には、ついに20弾「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨-」が配信されます!
シャングリラと鬼羅丸の激闘が神話として語り継がれるほど長い時間を経て、世界には一時平穏が訪れます。
……しかし、それは新たな戦いの始まりに過ぎなかったのです。

新たな勢力アウトレイジオラクル。彼らは各々の信条を基に激闘を繰り広げます。

さてデュエプレでは20弾より、TCGでいう「エピソード3」と呼ばれるシリーズに突入しました。
先ほど名前を出したアウトレイジという勢力は文字通り「無法者」の種族。「あらゆるゾーンから墓地に置かれた時に誘発する能力」「ターンの残りを飛ばす能力」など、今までのデュエル・マスターズの常識にとらわれない規格外な能力を持っています。
 
そしてアウトレイジの中でも更に際立つ存在、それがエグザイル・クリーチャー。 彼らは一人ひとりが個性を持った存在故に、「指定された名前を持つエグザイル・クリーチャーは1体しかバトルゾーンに存在できない」という共通能力を持っています。
 
例えば《獣音鼓笛 グローバル》と《鼓笛獣 五朗丸》は「自分の他の、名前に《鼓笛》とあるエグザイル・クリーチャーはバトルゾーンに出せない。」という能力を持っているため、名前に《鼓笛》と入っている《獣音鼓笛 グローバル》と《鼓笛獣 五朗丸》はどちらか1体しかバトルゾーンに出すことができません。
とはいえ、その分1枚1枚の能力はとても強力。単体でも活躍すること間違いなしです!

TCGでは、例に出した《獣音鼓笛 グローバル》をはじめ、ほとんどのエグザイル・クリーチャーには「ドロン・ゴー」と呼ばれる特殊な能力を持っていました。
破壊されると指定されたキーワードを名前に持つクリーチャーを手札から出せる特別な能力です。

しかし、TCG版では、指定された名前を持つエグザイル・クリーチャーをそれぞれデッキに入れた上で、そのエグザイル・クリーチャーが破壊された時に都合よく指定のクリーチャーを手札に持っていないといけない、という能力の条件を満たすうえでやや高いハードルがありました。
そこで、我々開発チームが考案したのが「P'Sドロン・ゴー」と呼ばれる新たな「ドロン・ゴー」。

まず前提として、デュエプレでは《獣音鼓笛 グローバル》は《鼓笛獣 五朗丸》としても召喚できるといったように、1枚のカードの内に共通した名前を持つ大小のエグザイル・クリーチャーを内包しています。
そのうえで「P'Sドロン・ゴー」は、エグザイル・クリーチャーが破壊された時、その破壊されたエグザイル・クリーチャーと同文明のエグザイル・クリーチャーを捨てるという、TCGよりも軽めの条件で、大きいコスト側のエグザイル・クリーチャーに変身することができるのです。もちろん《獣音鼓笛 グローバル》のように大きいコスト側のエグザイル・クリーチャーが破壊された際に「P'Sドロン・ゴー」をすることも可能です!
その場合は《獣音鼓笛 グローバル》が再度墓地からバトルゾーンに出ることになります。

さて、この2枚のカードを1枚のカードに内包するギミックは、デュエプレを今まで遊んでいたユーザーの皆様にとってお気づきの方もいるかもしれません。
そう、「P'Sドロン・ゴー」は12弾「太陽の神歌」の《神羅》やそれに類する能力を持つ後のカードから開発ヒントを得ています。
皆様にとってよりデッキに入れやすく、また能力も使いやすいものに仕上げさせていただきました。是非生まれ変わった「ドロン・ゴー」をお試しください。
 
さらにビクトリーである《武闘将軍 カツキング》/《武闘龍 カツドン》には特別な「P'Sドロン・ゴー」、その名も「P'Sドロン・ゴーV」を持っています。
先ほど説明したように、通常「P'Sドロン・ゴー」は同文明のエグザイル・クリーチャーを手札から捨てなければならないのですが、《武闘将軍 カツキング》と《武闘龍 カツドン》が持つ「P'Sドロン・ゴーV」に関しては、なんとその制限がありません!
何度でも立ち上がるその力強さ。ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。


「P'Sドロン・ゴー」は非常に強力な能力です。環境でも大活躍の《地獄門デス・ゲート》やスレイヤーなど破壊を介する除去にはめっぽう強いのはもちろん、また、自分自身のクリーチャーを破壊する能力や、あえて自分からバトルに負けて「P'Sドロン・ゴー」を狙いにいくなんてことも…!?
工夫次第で無限の可能性が広がるエグザイル・クリーチャーと「P'Sドロン・ゴー」。まずは好きな文明のエグザイル・クリーチャーを目安として6枚~8枚入れてみて試してみてくださいね。

◆信仰は力!神、ここに顕現!

お次に紹介するのはオラクル

超獣世界に平和をもたらしたとされる組織ではありますが、その実、厳格な階級制度を通して、世界を支配していた種族になります。
彼らは神話上のゼニスを崇拝し、また、ゼニス亡き現在は造られし神、オラクリオンを信仰しています。
そんなオラクルの特徴的な能力の1つが「光臨」
 
この能力を持つクリーチャーがタップされているとターン終了時に山札から、指定された種族のクリーチャーを呼び出せます。
TCGでは山札を見て直接出していましたが、デュエプレはで山札の上から6枚を見て、その中から選ぶ能力となりました。
ただし、これらの能力は見る枚数が減った代わりに、出せる種族の範囲にオラクルが追加されています。つまり、よりオラクルを中心としたデッキを組みやすくなった点は見逃せません。
そして一方、オラクルの最高司令官である《神人類 ヨミ》は自らも神の力を得るべく、ゴッド・ノヴァという新たな種族を手にしました。
《神人類 ヨミ》が持つ「中央G・リンク」は、彼が従える6体のゴッド・ノヴァを好きなようにリンクできる能力です。
例えばあるときは、《神人類 ヨミ》の左側に《聖霊左神ジャスティス》、右側に《悪魔右神ダフトパンク》をリンクしたり、また違う時には《妖精左神パールジャム》、《戦攻右神マッシヴ・アタック》とリンクするなんてことも。
8弾「極神創世譚」で実装以降、環境でも大活躍したゴッドですが、固定されたリンクの組み合わせでしか出せないこれまでの「G・リンク」と異なり、「中央G・リンク」は状況に応じて好きなリンク先を選べることが最大の強みになります。
「中央G・リンク」はその能力の強力さゆえに、「中央G・リンク」を持つクリーチャーごとにリンク先の指定が異なりますので、その点のみご注意を。
自分自身で最強のリンクの組み合わせを模索してみていはいかがでしょうか。

また、「P'Sドロン・ゴー」「中央G・リンク」については、FAQにて細かいルールを更新しておりますので、合わせてご確認ください。

◆聖霊王、ここに帰還せり

さて、今回で3弾目となるリバイバル枠として、20弾では「聖霊王」がフィーチャーされます!
そして今回のテーマは……気づいた方もいるかもしれません。そう、TCG「デュエル・マスターズ」にて大好評だった、あの「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 聖霊王の創世」がモチーフです!
なんといっても目玉カードは《聖霊王アルファリオン》
エンジェル・コマンドの軍団が並び立つと「G・ゼロ」で無料で出てきちゃいます!
無料で出るとは言っても「聖霊王」の名に恥じぬ、そのロック能力は健在。《聖霊王アルファディオス》よりも強い一切の呪文を全て禁止する能力に加え、なんと相手のクリーチャーの召喚コストが5も重くなってしまいます!
さらにこの能力は重複しますので、《聖霊王アルファリオン》が2体並べばコストが10重くなり、3体並べばコストが15重くなる…考えただけで恐ろしい能力です!
 
そして今弾もテーマをサポートするカードが収録されています!
「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 聖霊王の創世」に収録していたあのカードはもちろん、オリジナルサポートカードも収録されているようですよ。
「聖霊王」が好きなプレイヤーの皆様はもちろんのこと、《ヘブンズ・ゲート》やブロッカーを用いた戦略が好きなプレイヤーの皆様も、要チェックですよ!
また、今回もシークレット枠の再録として《聖霊王アルファディオス》が収録です!
これによりNew Divisionでも《聖霊王アルファディオス》が使えるようになりますので、《聖霊王アルファリオン》と合わせて存分に「聖霊王」テーマで楽しんでみてくださいね。

◆最新デッキ紹介

さてさてお次は20弾「レイジ・オブ・インフィニティ」に登場するカードを用いたデッキをいち早く紹介!
新弾でどんなデッキを組めばいいのか悩む…といった方はぜひ参考にしてみてくださいね。


まずはこちら!
TCGでも長い間活躍している、いわゆる「墓地ソース」と呼ばれることもあるデッキタイプがついにデュエプレでも組めるようになりました!
《戦略のD・H アツト》や《灼熱の闘志 テスタ・ロッサ》で墓地を貯めながら、《百万超邪 クロスファイア》、《暴走龍 5000GT》などの墓地のクリーチャー数を参照する大型クリーチャーの召喚を狙いましょう!
そして、20弾で追加された《終末の時計 ザ・クロック》は、「S・トリガー」で場に出すことで確実に自分のターンが返ってくる非常に強力なトリガー。
《アクア・スーパーエメラル》でシールドに仕込むだけでなく、《地獄門デス・ゲート》の効果で相手ターンに出すなど色々なパターンで相手のターンを飛ばしちゃいましょう!

さらにさらに、TCGから強化されたエグザイル・クリーチャーも相性抜群!自分のクリーチャーをも巻き込んでしまう《暴走龍 5000GT》能力も、エグザイル・クリーチャーが破壊されれば「P'Sドロン・ゴー」により戦線を維持することも可能に…?
20弾のカードばかりで組めるデッキですので、これからデュエプレを始めてみようといった方にもおすすめですよ!


お次に紹介するのはオラクル!
TCGからオラクルの能力が全体的に強化され、種族中心のデッキとしてもとても組みやすくなりました!
《策士のイザナイ ゾロスター》は《神人類 ヨミ》や《イズモ》といったゴッド戦略だけでなく、《神聖斬 アシッド》、《神聖麒 シューゲイザー》といったオラクリオン戦略のどちらにも繋げることができるキーカードです。
また、《天界の神罰》は、自分のクリーチャーをタップすることと引き換えに無色以外のクリーチャーを問答無用で破壊する強力な呪文ですが、自分のクリーチャーをタップするデメリット効果を逆手にとって、《策士のイザナイ ゾロスター》、《マントラのイザナイ カリーナ》の能力を有効活用するテクニックは覚えておきたいですね!

こちらもほとんど20弾の収録カードで組めるデッキとなっています!ゴッド・ノヴァやオラクリオンに興味のあるプレイヤーの皆様、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。(ゴッド・ノヴァかオラクリオン、どちらかに寄せた改造ももちろんアリですよ!)

◆20弾シークレット紹介

先ほど紹介しましたシークレット版の《聖霊王アルファディオス》の他にもまだまだシークレットカードがございます!
出たらラッキー!?今回も豪華でド迫力なイラストが勢ぞろい!全部集めたくなること間違いなしです!

1枚目は《暴走龍 5000GT》!
TCGでは「DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」で初登場した大型アウトレイジがシークレットでも登場です。
また《暴走龍 5000GT》は記念すべきアウトレイジ初のビクトリーカードでもあります!
スーツ姿の装甲を纏った竜人という異質な出で立ちながら、ネクタイ型の武装を緩め戦場に向かう姿のカッコよさに思わず痺れちゃいます!!

2枚目は《武闘将軍 カツキング》/《武闘龍 カツドン》!
 
今回で初登場のエグザイル・クリーチャーの筆頭《武闘将軍 カツキング》もシークレットカードとして収録です!
∞のパワーを持って相手に殴り込みに行く構図は正に将器に溢れ迫力満点!
《武闘龍 カツドン》もいつものキュートな見た目から、戦闘モードにあふれたカッコよさ全開のイラストになっていますね!

3枚目は《神聖麒 シューゲイザー》!
TCGの環境でも大活躍をした往年の名カードが、メインストーリーEPISODE 17より登場以降大人気のキャラクターカノンと共についにシークレットとし参戦です!
カノンの凛々しい表情とシューゲイザーの迫力がたまりません…!
無色ゆえに色々なデッキにも入るこのカード、ぜひとも入手したいですね!

また、こちらの《武闘将軍 カツキング》/《武闘龍 カツドン》、《神聖麒 シューゲイザー》のシークレットはそれぞれカツドン、カノンのキャラクタースキンが特典として入手できます!

ぜひゲットを狙ってみてください!!

◆デッキが更に組みやすく!?アークシステム登場!

20弾よりデュエプレに新たなシステムが導入されます!その名も「アークシステム」

その名の通り、市長代理であるアークがプレイヤーの皆様のために「SRカード」や「VICカード」を「アークカード」としてレンタルできるシステムを用意してくれました!
「アークカード」は通常のカードと同じようにシティバトルやランクマッチなどで使用するデッキを作成する際に使用することはできますが、DMPに変換することはできないカードです。また一部のカードにはレンタル期限があることもご注意を。
また、「アークカード」を交換するには、「アークポイント」と呼ばれる特別なポイントが必要になります。
これは主にミッションなどで入手することができますが、今回は「アークシステム」の導入を記念し「SRカード」1枚分のポイントを皆様にプレゼントしちゃいます!

これを利用して、今まで組めなかったあんなデッキやこんなデッキを、どんどん組んでみましょう!
詳細はこちらをご覧ください!!

◆最後に

いかがでしたでしょうか。
デュエルマスターズ プレイスもついに「エピソード3」に突入し、アウトレイジやオラクルというデュエル・マスターズを担う新たな種族がメインのシリーズを迎えることが出来ました。
これもひとえに今まで遊んでくださったプレイヤー皆様のおかげです。

そして今回新たに「アークシステム」を導入した経緯につきましては、皆様により多くのデッキを作っていただき、デュエプレを楽しんでいただくことを目標としております。
また、始めたてのプレイヤーの方にもうまく活用していただきたく思っております。周りに初心者のプレイヤーの方がいらっしゃいましたら、この「アークシステム」のことを伝えていただけますと幸いです。

また、ゲーム内だけでなく、今月5月に開催されました「デュエプレ選手権」は各会場大盛況の様相を見せておりました。
こういった皆様がよりデュエプレを楽しんでいただけるようなゲーム外の企画も引き続き検討しております。続報をお待ちいただければと!

それでは、今後とも「DUEL MASTERS PLAY’S」をよろしくお願いします。
次回の更新をお楽しみに。


DUEL MASTERS PLAY’S 運営チーム一同